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下仁田町

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下仁田町歴史館からのお知らせです

更新日:2023年6月28日  本文のみ印刷

指定文化財や下仁田町歴史館の最新情報をお知らせします

このページでは、指定文化財や下仁田町歴史館の最新情報を紹介します。
令和5年3月29日以降の、世界文化遺産「荒船風穴」の最新情報はこちらをご覧ください。
最新情報

内 容 画 像
6月25日 【下仁田町歴史館】産卵
歴史館で飼育していたカイコガが産卵しました!!

メスのカイコガは、産卵するための場所を捜しながら,しりの先で卵を1個ずつ重ならないように並べて、休むことなく
約500個の卵を一晩中産み続けます。

卵を産み終わったメスは、餌をとることもなく一生を終えます。

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6月23日 【下仁田町歴史館】交尾
歴史館で飼育していたカイコガが交尾をし始めました!!

メスのカイコガは、羽化した後すぐに特別なにおい(フェロモン)をあたりにまき散らします。
オスはそのにおいを触覚で感じとり、メスを見つけ交尾をします。カイコガには、黒く大きい眼が
ついているのですが、メスを探すのにはあまり役にたたないそうです。






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左がメス、右がオス。
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交尾をするカイコガ。
6月18日 【下仁田町歴史館】カイコガ(成虫)

歴史館で飼育していたカイコが成虫となり繭から出てきました。
カイコガは、羽があるものの腹が大きくて体が重く、羽をうごかす筋肉も強くないため
飛ぶことができません!!
繭から糸ができることに注目した人が品種改良を重ねた結果、飛ぶことができなくなりました。




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カイコガが頭や胸でおしあけた繭。
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6月9日 【下仁田町歴史館】繭(まゆ)

歴史館で飼育中の蚕が、繭を作り始めました。右の写真に写ってる格子状の道具は、マブシです。
マブシとは、蚕に繭を作らせるための人工の巣と言えます。
マブシには、四角いスペースがたくさんあり、その中に白い繭が収まっています。

ここ数日で次々に繭を作り始めていますが、まだ6頭ほど幼虫が残っているので
今週はまだ繭づくりを観察できそうです。
ぜひ、見に来てください。





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5月24日 【下仁田町歴史館】カイコ(幼虫)

工藤さんに3令(3~4日)47頭譲っていただき、歴史館で飼育し始め順調に成長しています。
ぜひ、見に来てください!
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体長15mm(1日目)
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美味しそうに桑を食べています。
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体長30mm(3日目)
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体長45mm(6日目)
順調に成長しています。
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体長55mm(9日目)
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蚕の脱皮殻(脱皮によって脱ぎ捨てられた皮膚)
5月
26日
【下仁田町歴史館】下仁田町で養蚕をしている工藤宅に見学に行きました。










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約1万5000頭飼育している。

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5月8日

【下仁田町歴史館】白艶華工場炭酸カルシウム乾燥小屋復元模型の展示
 
岡山県立大学大学院 橋本 拓磨 氏より寄贈していただき歴史館2階に展示いたしました。

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白艶華工場炭酸カルシウム乾燥小屋
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白艶華工場炭酸カルシウム乾燥小屋
(復元模型)
3月
29日

【荒船風穴】電動シニアカーをご寄贈いただきました

障碍者支援活動を基本理念としている富岡ロータリークラブ様から、設立60周年の記念事業として荒船風穴に電動シニアカーをご寄贈いただきました。
荒船風穴の一部見学路は、令和元~2年度の整備事業で道幅を広く傾斜を緩くしてあります。
ご寄贈いただいた電動シニアカーは、これらのエリアで活用させていただきます。
※電動シニアカーのご利用の際は、受付で使用誓約書の提出をお願いします。

見学路の整備についてはこちらをご覧ください。

電動シニアカー贈呈式
贈呈式の様子です。
3月
28日

【荒船風穴】見学再開に向けて準備中!

1月30日に電池の交換を行った1号風穴内部の温度計ですが、再び不具合が生じたため、改めて電池の交換を行いました。
前回と比べると1号風穴内部に雪は残っていませんでしたが、石積みの隙間に氷柱ができていました。
前日に降った雨によるものですが、このように雨や雪が隙間に滲み込んで凍ったり、内部の岩を冷やすことで、荒船風穴の冷風が発生すると考えると感慨深いです。
1号風穴内部の温度計の温度についてはこちらからご覧ください。

荒船風穴では見学再開の準備と春の訪れが、着々と進んでおります。
眺望デッキは完成まであと少し、史跡内外ではキランソウ、スミレ、ツルネコノメソウなどの花が確認できました。

1号風穴内部の氷柱
1号風穴内部の石積みの隙間にできた氷柱。
キランソウ
見学者広場のキランソウ、別名ジゴクノカマノフタ。
3月
27日

【荒船風穴】安全祈願祭を行いました

4月1日からの見学再開に合わせ、史跡の保護や見学者の安全を祈願する「安全祈願祭」を行いました。
主催は荒船風穴友の会で、友の会会長でもある西光寺住職の読経に合わせ、役員と関係者一同で一年間の安全を祈願しました。
荒船風穴友の会については、こちらをご覧ください。

この日は春らしい陽気で、ビニールを除いて水を入れた池にはカエルが3匹泳いでいました。
また、史跡近くの散策路である「木陰の小径」の整備中に、カタクリの蕾も見つけました。
カタクリの葉は「木陰の小径」の数か所で確認ができ、今年も花がたくさん楽しめそうです。

安全祈願祭の様子
安全祈願祭の様子です。
カタクリの蕾
カタクリの蕾です。
木陰の小径の中にもカタクリは生えるので、散策時は足元に注意してください。
3月
16日

【荒船風穴】見学再開に向けて準備中!

荒船風穴は4月1日に見学を再開します。
見学に向けて文化財保護係は色々な事業や準備を行っています。

◆見学路が一部迂回します。
石積みの定点観測において動きが目立つ石がある2号風穴と3号風穴のつなぎ目周辺について、石積みから距離を取るように見学路を迂回させました。
石積みの動きについては、今後も観測ポイントを増やして注視していきます。

眺望デッキを更新しています。
1号風穴北側にある眺望デッキですが、元は平成22年3月末に崩落した1号風穴の積み直しの際の石置き台でした。
解説ポイントとして使用していましたが、老朽化したため新しいものに更新しています。

◆サインがリニューアル
しました。
公開エリア内の案内用のサイン(看板)を全てリニューアルしました。
令和5年度の見学からの公開になります。
詳しくはこちらをご覧ください。

見学路迂回前
見学路迂回作業前です。
見学路迂回後
迂回作業後、職員休憩中です。
新しい黒いゴムマットが迂回部分になります。

更新前眺望デッキ
これまでの眺望デッキです。
更新前眺望デッキ撤去
これまでの眺望デッキを撤去したところです(3月3日)。


3月
16日

【町指定文化財】ザゼンソウを確認しました
町指定天然記念物「桑本のザゼンソウ群生地」にて、ザゼンソウを6株みつけました。
残念ながら花はすでに終わっていましたが、今年も確認することができました。

「桑本のザゼンソウ群生地」についてはこちらをご覧ください。

ザゼンソウの葉
ザゼンソウの葉です。
3月
16日

【下仁田町歴史館】「第7回 下仁田のおひな様展」は終了しました

3月5日をもって春季特別展「第7回 下仁田のおひな様展」は終了しました。
ご来館ありがとうございました。
開催期間中は、306名の方にご来館いただきました。

(3月16日追記)
上記特別展で展示した下仁田町の養蚕に関わるおひな様は、富岡市の群馬県立世界遺産センターで見ることができます
トピックス展示「蚕神~養蚕と信仰~」において、下仁田町の養蚕に関わるおひな様2体と衣笠様の像1体が展示されています。
展示は5月30日までですので、ぜひ足をお運びください。

トピックス展示について詳しくはこちらをご覧ください。(外部サイトに移動します。)

おひな様展チラシ(色調整)
3月
14日

【荒船風穴】小さな春の訪れ第3弾!

荒船風穴は4月1日に見学を再開します。
見学再開に向けてこれから準備を進めていくのですが、春もどんどん到来しています。
史跡内ではスイセンの蕾が膨らみ、オオイヌノフグリやタネツケバナなどの小さな花が咲き始めています。

2月28日に紹介したフキノトウはこんなに大きくなりました。
12月16日に紹介したビニールを掛けた池では、池の周囲で温室と同じ効果があったようで、ビニールの内側がタンポポやキケマンなどで一足早く緑いっぱいになっていました。






フキノトウ2(荒船風穴)
数か所でフキノトウが確認できました。
池のビニールの下(荒船風穴)
周囲と比べて、池周りのビニールの下だけ緑色です。

3月
2日

【下仁田町歴史館】

下仁田小学校3年生16名が、社会科学習の一環で歴史館を見学しました。
1階で開催していた「第7回 下仁田のおひな様展」で町に伝わる古いおひな様を見学したあと、2階で洗濯板や黒電話、フィルム式カメラなどの使い方を職員に質問したり、石臼を実際に動かして仕組みを観察しました。
また、養蚕の道具や町内で採取された鉄鉱石などを見学して、地域の歴史や昔の暮らしについて学習しました。

(3月15日追記)
歴史館を見学した児童の皆さんから感想をいただきました
どうも有り難うございました。
いただいた感想は、歴史館の1階に掲示させていただいております。

 洗濯板
洗濯板や手まわし洗濯機の使い方を聞き取り中
石臼
石臼で福豆を挽いて黄粉づくりに挑戦
鉄鉱石
中小坂鉄山の鉄鉱石の重さを体感
3月
1日

【下仁田町歴史館・おひな様展開催中小さな春の訪れ第2弾!

歴史館で烈公梅(れっこうばい)の開花を確認しました。
この梅の木は下仁田戦争から145年を記念して、平成21年3月に茨城県水戸市の(宗)回天神社から贈られたものです。
烈公梅は「水戸の六名木」の一つで、水戸藩主の徳川斉昭公の別称「烈公」にちなんで名付けられました。
蕾もどんどん膨らんでいるので、しばらくは可愛い花が楽しめそうです。

下仁田戦争についてはこちらをご覧ください。
歴史館のミツマタについては、こちらのページ下部をご覧ください。

 烈公梅
歴史館の烈公梅。
薄紅色の一重咲きで、花弁の一枚一枚が離れています。
ミツマタ
歴史館のミツマタ。
少しずつ咲き始めました。
2月
28日

【荒船風穴】小さな春の訪れです

冬季閉鎖中の荒船風穴ですが、石積みの石の移動や温度の計測のために週に一回は職員が現地に行っています。
この日の午前10時半頃の温度は、1号風穴近くで10.7℃、1号風穴内部で-1.1℃でした。
日陰にはまだ雪が残っていますが、池の氷はとけ、3号風穴近くの見学路の脇にはフキノトウが生えていました。

フキノトウ(荒船風穴)
見学路脇に生えていたフキノトウ
2月
22日

【下仁田町歴史館・おひな様展開催中

下仁田町歴史館では3月5日まで、春季特別展「第7回 下仁田のおひな様展」を開催しています。
今回は、群馬県西部に広がる養蚕に関わるおひな様にも注目して展示をしています。

右の上の画像が、町内に伝わっている養蚕に関わるおひな様です。
それぞれが、カイコガの餌になる桑の葉や、カイコガの羽などを持っています
これらの人形は、女児が誕生した初節句に、カイコガを育てるのが上手な女性に成長してほしいとの願いを込めて親族などから送られて、ひな段に飾られました。

右の下の画像中央の8体は、安中市からお借りした養蚕に関わるおひな様です。
下仁田町では見られない、大きなおひな様も見ることができます。

現在、安中市にある県指定史跡「五料の茶屋本陣」でも3月中旬までおひな様の展示をしています。
また、特別展ではパネルで紹介している上野村の養蚕に関わるおひな様は、道の駅上野の銘木工芸館で3月いっぱいは見ることができます。
足を運ぶ機会がありましたら、おひな様の持っているものにも注目してみてはいかがでしょうか。

養蚕に関わるおひな様(下仁田町)
町内に伝わる養蚕に関わるおひな様
養蚕に関わるおひな様(安中市)
安中市からお借りした養蚕に関わるおひな様
2月
22日

【下仁田町歴史館】動画で紹介していただきました

富岡市の群馬県立世界遺産センター「セカイト」と、地元高校生の連携による「まち歩き動画作成プロジェクト」の動画第2弾、「【富岡高校×セカイト】女子高生のしもにた探訪日記」で、下仁田町歴史館も紹介していただきました。
上信電鉄・千平駅から始まり、道の駅しもにたや青岩公園などを3人の女子高生が巡ります。
ぜひご覧ください。

動画はこちらから見られます。(外部サイト「tsulunos」に移動します)

 【訪問スポット】
・上信電鉄・千平駅
・道の駅しもにた
・青岩公園
・堀口精肉店
・下仁田町歴史館
・きになるcafe kimama
2月
22日

【荒船風穴】支障木の伐採を行いました

見学者の来ない冬季閉鎖中の荒船風穴では、枝の落下や根の成長が石積みなどの遺構に悪い影響を及ぼす可能性のある木や、見学者の安全確保や景観を妨げている木を、毎年少しずつ伐採しています。
2月22日は画像のスギの伐採を行ったあと、蔓や灌木の刈り払いも行いました。

支障木伐採1
午前9時15分頃の様子
支障木伐採2
午前9時22分頃の様子
支障木伐採3
午前9時37分頃の様子
見る間にスギが切り倒されました
2月
16日
【下仁田町歴史館・おひな様展開催中

2月11日から春季特別展「第7回 下仁田のおひな様展」が始まっています。
3年ぶりの開催となる今回は、群馬県西部に広がる養蚕に関わるおひな様にも注目して紹介しています。
下仁田町では下仁田、馬山、西牧、青倉の地区で確認できていますので、まだまだ蔵などで眠っている可能性があります。

また、荒船風穴の経営母体であった春秋館の蔵から見つかった庭屋家のおひな様も展示しています。

展示期間は3月5日までです。
町の歴史や郷土の伝統文化を感じに、歴史館までぜひお越しください。

春季特別展「第7回 下仁田のおひな様展」についてはこちらをご覧ください。


春秋館のおひな様
歴史館に入ってすぐ、正面で春秋館のおひな様がお迎えします。
2月
15日
【荒船風穴・冬季閉鎖中】

この日は、神津牧場の周辺に設置してある荒船風穴の標識の確認に行きました。
一部の道路には雪がかなり残っていて緊張の運転となりましたが、とてもきれいな荒船山を見ることができました。

なお、荒船風穴は荒船山にあるわけではありません
特徴的な荒船山の姿は、鏑川流域から赤城山麓、埼玉県北部、さらに利根川中流域に広がる養蚕地帯から遥か遠くに見ることができます。
荒船風穴蚕種貯蔵所の所主・庭屋静太郎は、広域での営業を視野に入れて荒船山の名前を蚕種貯蔵所につけたと考えられています。

荒船風穴の標識と雪道
画像中央が確認を行った標識ですが、道路は雪で真っ白です。
荒船山
雪化粧の荒船山。
2月
14日
【荒船風穴・冬季閉鎖中】

この日のお昼の荒船風穴は、見学者広場で4℃、1号風穴内部で-2.4℃でした。
見学者広場には梅の木がありますが、まだまだ咲く気配はありません。

荒船風穴では冬季閉鎖中に案内板や解説標識などのサインの整備を行っています。
画像は仮の位置に置かれた新しいサインです。
今は保護のため緩衝材で覆われていますが、これから位置を調整して、令和5年4月からのお披露目になります。
史跡内のサインは全てリニューアルします。
サインのQRコードを読むと、多言語での表示や、より詳しい解説を読むこともできますので、ぜひ見に来てください。

1号風穴の内部の温度はこちらをご覧ください。
補装の色などで表現した操業時の施設についてはこちらをご覧ください。
仮置きの新しいサイン
番舎遺構ゾーンに設置予定の新しいサイン。
補装の色などで表現した操業時の施設にもサインが置かれます。
荒船風穴のコケ
1号風穴近くの石に生えているコケです。
雪の下でも青々としていました。
2月
7日
【下仁田町歴史館】おひな様展の準備が始まりました

2月5日に特別展示「浅間山大噴火に伴う下仁田道への影響」は終了しました。
ご来館ありがとうございました。

2月11日からは春季特別展示「第7回 下仁田のおひな様展」が始まります。
準備のため1階の展示は一部見ることができませんが、何卒ご了承ください。

特別展示については、こちらをご覧ください。

特別展示の様子
特別展示「浅間山大噴火に伴う下仁田道への影響」の様子。
準備の様子
2月6日の同じ部屋の様子です。
これからおひな様をお借りして、並べてゆきます。
1月
31日
 

【下仁田町歴史館・特別展示開催中!クイズの答え合わせです

下仁田町歴史館の特別展示「浅間山大噴火に伴う下仁田道への影響」も、開催期間が残りわずかになりました。
展示は2月5日までですので、お忘れなくご来館ください。
今回は、1月24日に紹介した下仁田小学校で掲示しているクイズの答えを掲載します。
クイズで使用した軽石や枡、答えの記されている文書などは、全て展示していますので、ぜひ会場で探してみてください。

クイズ1解答 クイズ2解答 クイズ3解答

 

 ノギス
【クイズ1・追記】単位が寸と尺で書かれたノギス
クイズでは軽石の大きさについて触れていますが、灰が降った量についても「藤岡高崎一尺」、「前橋七ハ寸」というような記録があります。
クイズに登場した「斗」のほかに、「尺」や「寸」がわかる資料も展示しています。

展示物
【クイズ2・追記】
富岡市宇田では碁石ほどの軽石、妙義周辺では茶碗ほどの軽石が降ったそうです。
浅間山からの距離によって、飛んできた軽石の大きさが違うことがわかるような展示をしています。

【クイズ3・追記】
困窮した本宿の人々は、麻の年貢の上納を、来年まで延期してほしいという旨の嘆願書を提出したそうです。



1月
30日

【荒船風穴・冬季閉鎖中】1号風穴のリアルタイム温度計が復活しました

不具合のためデータが更新できていなかった、こちらの1号風穴内部の温度を確認できるQRコードですが、1月30日に機器の電池交換を行い、無事に温度データの更新が再開しました。
寒い日が続きますが、ぜひ今の現在地点の温度と、標高840mに位置する荒船風穴の石積み内部の温度を比べてみてください。

なお、3枚目の画像は1号風穴内部の南側の石積み(部分)です。
(今回の機器が設置してあるのは西側の石積みです。)
南側の石積みは、平成22年(2010)3月末に崩落し、平成24年(2012)11月から崩落前の写真より石を特定して積み直す作業を行い、途中雪崩による再度の積み直しを経て、平成25年(2013)8月に完成しました。
作業前には準備のため、約160個の石を風穴内部から移動し、崩落の原因や独自の石積みについて調査を行いました。
石に書かれている数字は、積み直しの際に目印として書かれたものです。
この数字は見学路からも見ることができるので、見学の際は探してみてください。

 

電池交換1
写真中央の人が持っているのが機器で、機器から伸びた灰色の線の先に温度センサーが付いています。
線の灰色は、巻いてあるネズミ除けのテープの色だそうです。
電池交換2
電池を交換して、機器を石積みの隙間に戻します。
1号風穴内部の石積み
1号風穴内部の南側の石積み(部分)です。
1月
27日

【下仁田町歴史館・特別展示開催中!】ウサギを探してみませんか?

1月25日に巡回点検を行った諏訪神社ですが、建物の壁をうめる彫刻の中には今年の干支であるウサギもいます
ウサギは、波と一緒に火除けのまじないとして用いられたそうです。
諏訪神社に行った際は、運試しに探してみてはどうでしょうか。

諏訪神社20230127
1月27日の諏訪神社です。
ウサギの彫刻1
諏訪神社本殿の彫刻のウサギ(撮影は別の日です)
ウサギの彫刻2
諏訪神社境内に合祀されている近頭神社の彫刻のウサギ(撮影は別の日です)
1月
26日

【下仁田町歴史館・特別展示開催中!凍結には注意しましょう

ここ数日の寒さで、歴史館の館外に展示しているみそ樽と水がめの水も表面が凍ってしまいました。
みそ樽は乾燥によって箍が外れるのを防ぐために水を入れてあり、水がめと一緒にメダカと金魚を飼っています。
氷が解けた後は、無事に泳いでいる姿を確認することができました。
まだまだ寒い日が続きますので、水道管の凍結などには注意しましょう。

ちなみに、金魚は荒船風穴の池から引越ししてきた金魚で、春になれば荒船風穴の池に戻る予定です。
荒船風穴の池の冬支度については、12月14日、16日をご覧ください。

歴史館のみそ樽と水がめ
歴史館外に展示しているみそ樽と水がめ。
みそ樽
金魚がいるのですが、表面が凍って中の様子が見えません。
荒船風穴の池
去年11月の荒船風穴の池の様子。
よく見ると池の中に金魚が3匹います。
この3匹が今は歴史館のみそ樽に引越ししています。
1月
25日

【下仁田町歴史館・特別展示開催中!】文化財の巡回点検を行いました

1月26日は文化財防火デーです。
昭和24年(1949)1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損したことから定められました。
これに合わせて全国で文化財防火運動が展開され、教育委員会でも1月25日に巡回点検を行いました。

対象は、国および町指定文化財のうち「春秋館跡」、「諏訪神社の彫刻」、「清泉寺の梵鐘」、「長楽寺の釈迦如来坐像」、「伏見山十一面観音」と、登録有形文化財になっている「荻野家住宅」、「神戸家住宅」、「里見家住宅」の8件で、所有者や管理者、消防署の職員と共に、文化財周辺の状況確認や、消火器などの点検を行いました。

巡回点検(里見家住宅)
里見家住宅の点検の様子。
写真中央奥の蔵には、元治元年(1864)に起こった下仁田戦争で受けた鉄砲の弾の跡が残っています。
巡回点検(諏訪神社)
諏訪神社の消火器点検の様子。
巡回点検(清泉寺)

清泉寺の梵鐘の点検の様子。
鐘楼に上って行いました。

1月
24日
【下仁田町歴史館・特別展示開催中!

開催中の特別展示は、下仁田小学校と連携して生徒向けの紹介をしていただいています。
図書室の支援員さんと理科の先生のご協力で、1月発行の「としょだより」への掲載と、校舎内に紹介コーナーを作ってもらいました。
紹介コーナーは、クイズや火山灰の観察などの参加型のものもあり、興味を持ってもらえるような工夫がたくさんの、素敵なものになっています。

下は紹介コーナーのクイズです。答えは後日載せますが、ぜひ歴史館に足をお運びいただき、展示の中から答えが載っている古文書などを探してみてください。
クイズ1 クイズ2 クイズ3

紹介コーナー1

紹介コーナー2

紹介コーナー3
下仁田小学校校舎内の紹介コーナーの様子です。
火山の石に触れたり、火山灰の顕微鏡での観察もできます。
1月
13日
 【荒船風穴・春秋館跡】

国指定史跡「荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡」の内、町内にある荒船風穴蚕種貯蔵所跡春秋館跡について、今後の保存整備や活用の基本となる保存活用計画を、令和4年度から委員会を設置して策定を行っています。
現在は、平成23年度に策定した保存管理計画などをもとにした整備基本設計の事業計画に沿って荒船風穴の整備を進めていますが、これまでの調査で新たにわかったことや、令和3年に追加指定された春秋館跡を計画に加えるため、保存活用計画の策定が必要になりました。

1月12日、13日は委員の方と現地へ行き、現在の整備状況の確認や、今後の整備についての意見交換を行いました。

なお、2枚目の画像の奥に写っている二人は、春秋館跡の現況測量を行っている業者の方です。
庭石や石積みの石も一つ一つの位置を記録します。

現地確認2
(1月13日)荒船風穴で落石対策を行う場所を確認。
現地確認3
(1月12日)春秋館跡で庭や建物の様子を確認。
1月11日

【下仁田町歴史館・特別展示開催中!

町民の方のご厚意で「下仁田社」の銘入りの木箱を歴史館にご寄贈いただきました。

下仁田社は明治26年(1893)に設立された組合製糸会社です。
明治13年(1880)に組合と呼ばれた座繰製糸揚げ返し場が集まり北甘楽郡製糸会社(のちの甘楽社)を設立し、下仁田に出張所が置かれましたが、組合数の増加などにより下仁田近辺の27の組合が独立して下仁田社を設立しました。
下仁田社の規模は全国的にも上位にあり、年によって変わりましたが、4県から99の組合が所属していました。

側面には「明進組合」と記されており、これは北甘楽郡高田村(現在の富岡市妙義町)にあった組合です。
木箱の用途は不明ですが、「明治参拾三年第八月拾五日創立」と日付もはっきりと記された、町の産業を語る貴重な資料です。

なお、木箱に記された明治33年(1900)は下仁田町指定史跡「下仁田戦争跡」の一つ、「義烈千秋の碑」が山際公園に建てられた年でもあります。

下仁田社の木箱1 

下仁田社の木箱2
「下仁田社」とはっきり書かれています。底に日付が記されていました。(屋外で埃などを払う作業中に撮影しました。)
義烈千秋の碑
「義烈千秋の碑」と山際公園の桜
1月
11日

【下仁田町歴史館・特別展示開催中!

下仁田町役場からガラスペンのペン先を歴史館にご寄贈いただきました。
おそらく役場で書類の作成などに使用されていたものと考えられます。
ガラスペンは明治35年(1902)に佐々木定次郎という人が開発したそうです。
今回寄贈されたものの内、一つは箱に書かれた文字から昭和30~40年代頃のものと推定していますが、これを使用して事務を行ったという話は残念ながら聞けておりません。
ペン先を使用するための軸やインクは既にありませんでしたが、行政で使用された道具としても、日本の文房具の歴史を語るものとしても興味深い資料です。


ガラスペンのペン先
未使用のものと、使用後のものがありました。
1月
5日
 【下仁田町歴史館・特別展示開催中!】
初日の出、ではありませんが、朝日に照らされる歴史館です。
小高い場所に建っている歴史館ですが、今の季節は8時頃にならないと日が当たりません。
駐車場からは、明るくなっていく下仁田を望むことができます。
歴史館に足を運んだ際は、ぜひ景色もお楽しみください。
 歴史館20230105
1月5日午前8時30分の歴史館です。
まだ建物全体には日が当たりません。
(画像は明るさを調整しています)
rekisikan220230105.jpg
駐車場から見た朝の下仁田です。
(画像は明るさを調整しています)

令和5年
1月
4日

【荒船風穴】こちら1号風穴内部の温度を確認できるQRコードですが、機器の不具合のためデータが更新できておりません。
現在対応中ですが、しばらく最新の温度を見ることができません。
誠に申し訳ありませんが、ご了承ください。

※データ更新再開しました(令和5年1月30日追記)

1号風穴内部の様子20230104.JPG
1月4日の1号風穴内部の様子です。
第一駐車場20230104.JPG
1月4日の荒船風穴駐車場(P1)の様子です。
荒船風穴周辺の日陰は雪が残っています。
令和4年
12月22日

【下仁田町歴史館】特別展示開催中です。
下仁田町歴史館では令和5年2月5日(日)まで特別展示「浅間山大噴火に伴う下仁田道への影響」を開催しています。
浅間山の大噴火を記した古文書の内容を、より具体的に想像するためにこんなものも展示しています。
サツマイモがどのように浅間山の大噴火に係わるのか、ぜひ足を運んで確かめてみてください。

特別展示については、こちらをご覧ください。

 サツマイモ
サツマイモと浅間山大噴火の関係とは!?
令和4年
12月21日

【荒船風穴】雪の上に動物の足跡を発見しました。
荒船風穴駐車場(P1)の雪の上に、動物の足跡を発見しました。
大きさや形からタヌキの可能性が高そうですが、ネコのようにも見えます。
姿や鳴き声だけでなく、草を踏んだ跡や糞などの痕跡からも生き物の存在を感じられる荒船風穴とその周辺ですが、雪が降ると、よりはっきりと痕跡を見つけることができます。

足跡1

足跡2
タヌキの足跡はまっすぐにはならない、ネコの足跡はツメの跡が付かない、らしいのですが…どうでしょうか?
令和4年
12月16日

【荒船風穴】世界遺産登録記念銘も冬支度です。
荒船風穴は世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の一つです。
構成資産は荒船風穴のほかに富岡製糸場、高山社跡、田島弥平旧宅の4つですが、その内の3資産には共通デザインの世界遺産登録記念銘が建っています。
荒船風穴では見学者広場に建っていますが、こちらも冬支度を行いました。

 記念銘冬支度1
(1)緩衝材で全体を覆います。
記念銘冬支度2
(2)緩衝材の上からブルーシートで覆います。
記念銘冬支度3
(3)完成です!
令和4年
12月16日

【荒船風穴】池もお休みです。
先日、池の水を抜く作業を行いましたが、表面が乾燥してからビニールで全体を覆いました。
これで雪が降っても雨が降っても大丈夫!
池で飼っていた金魚は歴史館に引越ししていますので、4月までは池もお休みです。

 ビニールで覆った池
令和4年
12月14日
 

【荒船風穴】遺構の保護のために池の水を抜きました。
冬季閉鎖中の荒船風穴では、池の水を抜く作業を行いました。
令和3年度に補修した池は、造られた大正時代と同じように表面をモルタルで仕上げています。
モルタルにしみ込んだ水分が凍って膨張するとモルタルを傷めてしまうため、なるべくしっかりと池の水を抜く必要があります。
小雪の舞う中で、職員と歴史館の秋池館長が作業を行いました。

見学者広場の風穴冷風体験館内のトイレと、荒船風穴駐車場(P1)の仮設トイレは、冬季閉鎖期間中は使用できませんのでご注意ください。

 池の水を抜く館長
秋池館長が池の水を抜いています。
排水口は池の縁の近くにあるため、このような作業が必要になります。
風穴冷風体験館
見学者広場の風穴冷風体験館も冬季閉鎖中です。
荒船風穴駐車場の様子
12月13日の荒船風穴駐車場(P1)の様子です。
地面が雪でうっすら白くなっていました。
令和4年
12月10日

【歴史館】12月10日(土)の講演会「浅間山噴火に伴う下仁田道への影響と工夫」には多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
今回はこれまでにない試みとして、下仁田読み聞かせの会にご協力をいただき「文月浅間記(ふみづきあさまき)」の朗読も行いました。
下仁田生まれの女流俳人である羽鳥一紅が、天明三年(1783)の浅間山大噴火を体験し、見聞きしたことを美しい文書で記した「文月浅間記」の朗読は、非常に聞きやすく、情景がよく伝わってきたとご好評をいただきました。

 朗読の様子
朗読の様子です。
当日は予約のない方にも多く足を運んでいただきました。
令和4年
12月8日
【歴史館】12月10日の講演会では、参加者に歴史館の無料入館券を配布します。
参加の予約は下仁田町歴史館(0274-82-5345)までお電話ください。
講演後は、下仁田読み聞かせの会による「文月浅間記(ふみづきあさまき)」の朗読も行います。

講演会については、こちらをご覧ください。

※講演会は無料です。
※定員50名ですが、席にはまだ余裕があります。
無料入館券
令和4年
12月8日
【歴史館】12月10日から始まる特別展示の準備のため、1階の展示が一部見られません。
何卒ご了承ください。

特別展示については、こちらをご覧ください。
歴史館特別展示準備中
「ネギとコンニャク」のコーナーが特別展示の会場になります。
歴史館特別展準備中2
一部展示物は職員が手作りします。
令和4年
12月1日
【荒船風穴】令和4年度の見学期間が終了しました。
【歴史館】12月から3月は月曜日が休館になります。
 
令和4年
11月28日
【荒船風穴】1号風穴内部の温度を確認できるQRコードを公開しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
 
令和4年
11月28日
【荒船風穴】令和5年4月採用の現地解説員の募集は終了しました。(令和5年1月5日更新)  
世界文化遺産「荒船風穴」についてはこちらをご覧ください。
下仁田町指定文化財については以下からご覧ください。
町の文化財1
町の文化財2
町の文化財3
町の文化財4
町の文化財5
町の文化財6
町の文化財7
下仁田町歴史館についてはこちらをご覧ください。

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このページに関する問い合わせ先

教育委員会 教育課 文化財保護係(下仁田町歴史館) 

所在地:下仁田町大字下小坂71-1
電話:0274-82-5345
FAX:0274-67-7776

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