更新日:2023年3月22日
公開エリアのサインをリニューアルしました
荒船風穴の公開エリアの見学者案内用のサイン(看板)を全てリニューアルしました。
令和3年度事業で表示する内容や位置を検討し、令和4年度事業でこれまであった23基のサインを撤去する代わりに、新しいサインを32基設置しました。
これまでのサインは、大きさやデザインが統一されておらず、施設の名称や用途など十分に説明されていないところもありました。
そこで、見学者に見やすく、これまで以上に荒船風穴の理解の助けとなるサインを作成しました。
見学の際はぜひご活用ください。

新しく設置したサインの例(左から誘導標識、総合案内板、解説標識、名称標識)
リニューアルのポイント
QRコードを導入
多言語表示や詳しい解説を見られるQRコードを導入しました。詳しい解説についても多言語表示対応(英語、中国語(簡体字)、韓国語)となっております。
スマートフォンやタブレットでお試しください。
温度表示にご注目ください
荒船風穴の大きな特徴は長期間持続する湿度の高い天然の冷風です。そこで、蚕種(カイコガの卵)の貯蔵庫だった1号風穴から3号風穴のサインには、それぞれの石積み内部と現在地の温度が表示されます。
また、温度計が付いているサインもありますので、場所による温度の違いにもご注目ください。
デザインを統一
サインの色彩や書体、仕様などを統一しました。
ベースカラーの濃い茶系色は、世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成4資産において共通仕様のものとなっています。
また、書体は史跡において統一感を持たせるため、荒船風穴のシンボルマークで使用されているものに合わせています。
(左)3号風穴の解説標識。右上にQRコード、中央に温度表示があります。
(右)荒船風穴のシンボルマーク。新しいサインにも使用しています。
荒船風穴のシンボルマークについてはこちらをご覧ください。
新しいサインについて
新しいサインの作成にあたり、表示内容や用途によってサインを6種類に整理しました。利用案内標識
見学料や見学時間、見学にあたってのお願いを表示します。総合案内板
史跡内外の地図や、現在地、駐車場までの経路などを表示します。右上のQRコードをスマートフォンなどで読むと多言語表示を見ることができます。
なお、荒船風穴は公開エリア外の西側に冷風を生み出す岩塊層が広がっているため、それらの位置も併せて表示しています。
(例)受付付近の総合案内板
解説標識
荒船風穴蚕種貯蔵所の各施設についての解説を表示します。右上のQRコードをスマートフォンなどで読むと多言語表示や詳しい解説を見ることができます。
(例)番舎(管理棟)と関連施設の解説標識、左側支柱に温度計が付いているタイプです。
名称標識
施設の名称を表示します。右のQRコードをスマートフォンなどで読むと詳しい解説を見ることができます。
(例)貯水槽跡の名称標識、サインを置くことで縁石や舗装の色で分けられた遺構の平面表示がわかりやすくなりました。
遺構の平面表示についてはこちらをご覧ください。
誘導標識
見学順路を表示します。(例)1号風穴付近の誘導標識、上は冷風体験窓の名称標識です。
注意標識
立ち入り禁止箇所や石段前など、注意が必要な場所に設置します。このページに関する問い合わせ先
教育委員会 教育課 文化財保護係(下仁田町歴史館)
所在地:下仁田町大字下小坂71-1 電話:0274-82-5345 FAX:0274-67-7776 お問い合わせはこちらから |
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