下仁田町DX推進計画

計画策定の趣旨

　近年、情報通信技術（ICT）の急速かつ目覚ましい発展により、ネットワークインフラの整備による大容量のデータ伝送高速化、インターネットへの接続機器（テレビ、スマートフォン及びタブレット端末等）の多様化により、現代社会におけるインターネットの利用はより身近なものとなりました。ICTはコミュニケーションのあり方をはじめ、仕事、学習、観光、エンターテイメント、医療、介護等のあらゆる場面に大きな影響を与えており、日常生活に欠かせないものとなっています。
　国は「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」に基づき、「自らが担う行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用して、住民の利便性を向上させる」こと、「デジタル技術やAI等の活用により業務効率化を図り、人的資源を行政サービスの更なる向上に繋げていく」ことを地方自治体に求めており、地方自治体におけるICTへの取り組みは急務となっています。
　人口減少や少子高齢化社会、また限られた労働力や財源の中で、安定的な行政運営や地域サービスを維持するために、地方公共団体にとってICTの利活用は必要不可欠であり、そのための環境整備を推進していくことが重要です。
　当町においても、様々な取り組みに時代を捉えたICTを積極的に利活用することにより、多方面でより良い方向へ、地域及び住民の生活環境の変革を図り、便利さと豊かさを実感できる社会の構築に取り組みます。