更新日:2021年8月19日
現在のすがた
荒船風穴のある風穴山を東側上空から撮影。 中央右に荒船風穴(荒船風穴蚕種貯蔵所跡)、中央左に見学者広場が見える。 |
荒船風穴を上空から撮影。 中央の白い舗装部分が管理棟などがあった番舎遺構ゾーン、中央上の縦に3つ並んだ四角い石積みが蚕種貯蔵庫の跡。(奥から1号、2号、3号風穴) |
手前から1号、2号、3号風穴の石積み。中央奥に見えるのが番舎遺構ゾーン。 | 番舎遺構ゾーンの石段下から3号風穴を臨む。中央上部の線は、水を引いていた架空の送水管を表現している。 |
石積みの間から吹き出る冷風と外気の温度差で白雲が発生している様子。6月から9月頃まで、気象条件があえば見ることが出来る。 | 下仁田町歴史館で展示中の1/80ジオラマ。最盛期の大正時代の様子を推定復元している。 |
営業当時のすがた
明治42(1909)年の「春秋館営業案内」に掲載された写真。 2号風穴の最上層(究理室)内部で、点検作業とみられる。 壁面の棚に収まっている箱に蚕種(カイコガの卵)を貯蔵していた。 ※春秋館…荒船風穴蚕種貯蔵所を経営していた事務所の名前。 現在も一部の敷地と建屋が残り、令和3年3月に国指定史跡「荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡」に追加指定された。 |
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明治43(1910)年発行の「北甘楽郡案内」に掲載された写真。 右に(手前から)2号、1号風穴(3号風穴はまだ出来ていない)、左に番舎(管理棟)が写っている。中央の木柱は春秋館とつながる私設電話の電柱であり、画面を水平に横切る管は、湧水地から水をひくための送水管である。 |
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春秋館から発見された印刷用刷版の写真。 周囲の様子から大正6(1917)年と考えられる。3号風穴まで完成しており、中央奥で番舎(管理棟)の建て替えを行っている。また、左下では材料となる材木を加工している。 |
荒船風穴とその周辺で見られる植物
カタクリ(4月) | アズマイチゲ(4月) | カテンソウ(4-5月) | ニリンソウ(5月) |
ハルザキヤマガラシ(5-9月) | テンナンショウ(6月) | ラショウモンカズラ(5-6月) | キツネノカミソリ(7-8月) |
荒船風穴とその周辺では、様々な季節の植物を楽しむことが出来ます。
ここで紹介したのはほんの一例です。また、カッコ内の花が見られる時期は目安になります。
このページに関する問い合わせ先
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