更新日:2021年6月21日
こんにゃくの栽培について
春 | 5月上旬 | こんにゃくの種芋を畑に植えます。 | |
夏 | 6月 | 種芋から根が出て芽が生えてきます。 | |
7月 | 芽が伸びて葉が出てきます。 | ||
7月中旬 | 葉が開き、種芋の上側に新しい芋ができます。 | ||
8月 | 新しい芋が成長し、種芋は小さくなっていきます。 | ||
新しい芋から吸枝(きゅうし)が出てきます。 | |||
種芋は小さくひからびてしまいます。 | |||
吸枝が成長し、生子(きご)となります。 | |||
秋 | 9月・10月 | 芋が大きく成長しながら、生子も成長します。 | |
11月 | 葉が黄色くなって、茎が倒れます。 | ||
掘り取り作業 | |||
選別作業 | |||
・3年目の芋(小玉スイカ位の大きさ) ・・・ 出荷 | |||
・2年目の芋(夏みかん位の大きさ) ・・・ 貯蔵または出荷 | |||
・1年目の芋(みかん位の大きさ) ・・・ 貯蔵 | |||
・生子(大人の親指位の大きさ) ・・・ 貯蔵 | |||
冬 | 12月 | 1~2年目の芋は、暖房機などを使って凍みないように、冬の間大切に貯蔵されます。 | |
春になると畑に植えます。この行程を繰り返します。 |
★こんにゃくは、農家で栽培して出荷するまでに3年から4年かかります。
出荷の際、こんにゃく芋の根や芽をとり、土をとります。
★こんにゃくは農家から製粉業者の行程に移ります。
(1)こんにゃく芋を輪切りにして乾燥させます。
(ポテトチップスのようにする)
(2)乾燥したこんにゃくを機械にかけて突き、製粉にします。
一昔まえの行程
(1)農家でこんにゃく芋を輪切りにします。(2)輪切りにしたこんにゃくを1mほどの長さの篠の串に1~2cm間隔でさしていきます。
(3)串をかつ糸で結び、軒先にかけて天日で乾燥させます。できたものを荒粉と呼びます。
(4)十分乾燥させた後に製粉業者に出荷します。
(5)製粉業者は、荒粉を水車小屋で突いて製粉にします。
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