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下仁田町

フロリデーション

更新日:2020年12月1日  本文のみ印刷

フロリデーションモデル装置

フッ化物の全身応用に「フロリデーション」というものがあります。
水道水中のフッ化物を、むし歯予防に効果のある濃度に調整する方法です。

このフロリデーションのモデル装置が、本町の保健センターに設置されています。
フロリデーション啓発の目的で設置し、保健センター館内で試飲できます。
味、におい、色、何ら水道水に影響しないことを体験してください。

もし、家庭でフロリデーションが利用できたら、
永久歯へのむし歯予防効果は40~60%といわれています。

フロリデーションモデル装置        試飲できます
保健センター内フロリデーションモデル装置       フロリデーション水を試飲できます 

日本の水道法では、水道水中のフッ化物濃度の上限は0.8ppmです。
0.5ppm以上 0.8ppm以下で調整しています。

フロリデーションは すでに多くの国で実施されています
  ア ジ ア:韓国、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピンなど
  オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジーなど
  ヨーロッパ:アイルランド、イギリス、スペインポーランドなど
  南   米:アルゼンチン、コロンビア、チリ、パラグアイ、ブラジル、ペルーなど
  北   米:アメリカ合衆国、カナダ、グァテマラなど

フッ化物ってどんなもの?

◇フッ素は自然の中にある元素のひとつです。
 
 
海水・人体を構成する元素の比率の順位

  10  11  12  13  14 
海水  酸素  水素  塩素 

ナトリウム 

マグネシウム  イオウ  カルシウム  カリウム  シュウ素  ストロンチウム  ケイ素  フッ素  チッ素  アルゴン 
人体  酸素  炭素  水素  チッ素  カルシウム  リン  カリウム  イオウ  ナトリウム  塩素  マグネシウム  ヨウ素  フッ素  鉄 


フッ素は地球にある約100種類の元素のひとつで、量の多い順に元素を並べた場合、
土壌中では18番目、海水中では12番目になります。
つまり、私たちをとりまく自然環境の中に広く分布しています。 
私たちの体、人体の構成元素でもあり、含まれる割合は鉄よりも多く13番目となっています。
 
自然環境の中のフッ素が、むし歯予防に効果があることが発見されたのは、1920年代です。
その後、世界の多くに国に、さまざまなフッ素の応用方法が広まりました。

◇フッ素は必須栄養素のひとつです
 世界で多くの専門機関や学会がフッ素を必須栄養素としています。 

必須栄養素としている機関など
・WHO(世界保健機関)
・FAO(国連食糧農業機関)
・国際栄養学会
・米国食糧栄養庁
・米国全国科学アカデミー
・FDA(米国食品医薬品局)
・英国王立医学協会 etc

人間が1日に食品から摂るフッ素の量

1日フッ素量 

1~2mg 

穀類・芋類    肉  類    魚貝類   乳製品      卵  野菜・果物 
0.45mg  0.06mg  0.28mg  0.01mg  0.02mg  0.10mg 
※米国全国科学アカデミーでは、成人の1日所要量を3mgとしています。

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このページに関する問い合わせ先

保健課
郵便番号:370-2601
所在地:下仁田町大字下仁田111-2
電話番号:0274-82-5490
ファクス番号:0274-70-3013

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