更新日:2018年9月7日
危険がいっぱい「~こどもの誤飲~」について
大変危険です ~こどもの誤飲~
お子さんが「はいはい」や「伝い歩き」をするようになると、手に触れたものを何でも口に入れるようになります。
誤飲の問い合わせが多いのは5歳以下の小児、特に生後6ヵ月~2歳未満の乳幼児の誤飲が大部分を占めています。
年 齢 | 注意すべき対象(後始末や保管管理) |
6ヶ月~12ヶ月 |
床や畳など、低い位置のものに注意 |
1歳~2歳 |
こどもの目線の高さにあるものに注意 |
3歳~5歳 |
高い場所にも注意が必要(行動範囲が広くなります) 食器棚の上の救急箱、引出しの中の医薬品、冷蔵庫の中のシロップ液、流しで漂白中のコップ |
誤飲事故が発生した場合、医療機関にかかるまでの間に家庭で行う応急措置
水を飲ませる | 牛乳を飲ませる | 吐かせる | ||
たばこ | 葉・吸い殻 | × | × | 〇 |
たばこを浸した溶液 | 〇 | 〇 | 〇 | |
強酸又は強アルカリ(洗浄剤・漂白剤など) | 〇 | 〇 | × | |
防虫剤 | 〇 | × | △ | |
ホウ酸だんご(ホウ酸) | 〇 | 〇 | 〇 | |
石油製品(灯油・ベンジンなど) | × | × | × |
〇:行ってよいこと ×:行ってはいけないこと △:成分によっては行ってはいけないこと
どのようなものを口に入れてしまうのか?
1位 たばこ(吸い殻を含む)2位 医薬品
3位 化粧品
4位 洗剤
以下 家庭用殺虫剤・カー用品・灯油・靴クリーム・肥料・防虫剤・クレヨン・水性絵の具・・・etc・・・
あなたの身の回りをみてください。
これらのものがお子さんの手の届くところで放置されていませんか。
大切なのは、事故の予防です!!
誤飲は子どもからほんのちょっと目を離した隙に起こります。
日頃から整理整頓に気を配り、危険な品物をこどもの手の届くところに置かない心がけが必要です。
子どもの誤飲事故が起こったら…
意識がない、けいれんを起こしているなど、すでに重い症状がある時は、直ちに救急車を呼びます。
意識があり、呼吸・脈拍に異常がない場合は、何を、どのくらいの量を誤飲して、どのくらいの時間が経っているのかを確認し、症状がある時は、すぐに医療機関を受診します。
【判断に迷ったら問い合わせを!】
あわてずに誤飲したものを手に持って、お子さんの年齢や体重、誤飲したものの正確な名称、飲んだ量など事故の状況をお伝えください
(財)日本中毒情報センター
■つくば中毒110番(365日9時~21時対応):029-852-9999
(一般市民専用電話、情報提供料無料)
■大阪中毒110番(365日24時間対応):072-727-2499
(一般市民専用電話、情報提供料無料)
*化学物質(たばこ、家庭用品など)、医薬品、動植物の毒などによる中毒事故が実際に起きて、どう対処したらよいか迷った時にご相談ください。応急手当や受診の必要性を薬剤師、医師がアドバイスします。
こどもの誤飲に関する情報をもっと知りたい方はこちら↓
(財)日本中毒情報センターホームページ
たばこの誤飲時の対応については↓
■たばこ専用電話(365日24時間対応):072-726-9922
(テープによる情報提供:一般市民・情報提供料:無料)
関連リンク
- (財)日本中毒情報センターホームページ(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
保健課
郵便番号:370-2601
所在地:下仁田町大字下仁田111-2
電話番号:0274-82-5490
ファクス番号:0274-70-3013
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