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下仁田町

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乳幼児突然死症候群(SIDS)について

更新日:2019年5月7日  本文のみ印刷

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)とは

英語名のSudden Infant Death Syndromeの頭文字をとり
「エス・アイ・ディー・エス」
あるいは「シズ」と呼ばれています。


それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然亡くなる病気です。
発症は年々減少傾向にはありますが、平成19年においては全国で158人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっており、1歳未満の乳児の死亡原因の第3位となっています。

SIDSを防ぐための3つのポイント

発症原因や対策はまだわかっておりませんが、以下の3つを守ることによって、発症率が低下することが研究により明らかになってきました。


【1】あおむけ寝で育てましょう
うつぶせに寝かせたときの方が、あおむけ寝の場合に比べてSIDSの発症率が高いということがわかっています。
うつぶせ寝がSIDSを引き起こすものではありませんが、医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせるようにしましょう。
また、なるべく赤ちゃんを一人にしないことや、寝かせ方に対する配慮をすることは、窒息や誤飲、けがなどの事故を未然に防ぐことになります。


【2】たばこはやめましょう

「両親が喫煙する場合はSIDSの発症率が高い」という研究結果があります。
妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にもよくない影響を及ぼします。
妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙もよくありません。
これには身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。


【3】できるだけ母乳で育てましょう
母乳で育てられている赤ちゃんはSIDSが起こりにくいと考えられています。
母乳による育児が赤ちゃんにとって最適であることは良く知られています。
人工乳がSIDSを引き起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児をすすめましょう。

これらの事はいずれもSIDSの直接的な原因ではありません。
育児に関し必要以上に不安を抱くことはさけてください。

これらの3つの事を参考にして、日頃の育児の方法を再確認していただき、あとはおおらかな気持ちで子育てをしてください。


★保健事業の日程は、町広報誌『広報しもにた』でご確認ください。

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