2050年に向けた「しもにた5つのゼロ宣言」
私たちが住む地球は、産業革命以降、化石燃料の燃焼や土地利用の変化により、大気中の二酸化炭素濃度が増
加し、気温上昇が引き起こされ、近年では、ゲリラ豪雨や台風の大型化、生態系の変化など、人間生活への影響
が顕在化してきています。
下仁田町においても、令和元年台風19号で、群馬県の観測史上、最大の降雨量となる1日累計628ミリが
記録され、甚大な被害が発生いたしました。
これらの問題に対し、国際社会では地球温暖化対策に関する枠組みとしてパリ協定を締結し、日本も目標を定
めて温室効果ガス削減に取り組んでいます。
このような状況を鑑み、本町では、環境省が提唱する「2050年ゼロカーボン」と歩調を共に、基礎自治体
として町民の皆さまと共に、温室効果ガス排出量ゼロの実現を目指して参ります。
併せて、災害時のエネルギー確保、プラスチックごみ、食品ロスといった喫緊の課題に対応すべく『ぐんま5
つのゼロ宣言』と連携し、次世代を担う子供たちが住み続けたいと思う持続可能なまちづくりを実現すべく、2
050年に向けた「しもにた5つのゼロ宣言」を表明します。
令和4年7月7日
下仁田町長 原 秀男
●宣言1 温室効果ガス排出量「ゼロ」
資源の有効活用、官民共同による環境施策の実施。再生可能エネルギー資源を最大限活用した温室効果ガスの
排出量を実質ゼロにします。
〇森林整備の推進による循環型社会の構築 〇再生可能エネルギーの促進 〇脱炭素資源の活用 〇省エネ、
節電対策の推進
●宣言2 自然災害による死者「ゼロ」
町の強靭化を図るとともに、町民一人一人の防災意識を高め自然災害による死者をゼロにします。
〇ハザードマップ等による防災情報の強化 〇避難所の運営・管理体制の充実・強化
●宣言3 災害時の停電「ゼロ」
エネルギーの自立・分散化による災害時の電力供給の継続を目指します。
〇各家庭、事業所への太陽光発電設備、蓄電池の整備を推進します。
●宣言4 プラスチックごみ「ゼロ」
環境中に排出されるプラスチックごみを極力なくしていきます。
〇資源としての分別収集の検討 〇自然素材による代替え素材への転換促進
●宣言5 食品ロス「ゼロ」
「もったいない」の心で食品ロスをなくしていきます。
〇飲食店等への食品ロスゼロの推進 〇地産地消の推進による食品ロスゼロの推進
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