臭気指数規制

悪臭防止法に係る臭気指数規制地域が拡大しました

臭気指数とは

　臭気指数は、悪臭の現場で採取した空気を無臭空気で希釈して、嗅覚検査に合格した複数のパネラーが臭いをかぎ、臭いのしなくなったときの希釈倍率から算出します。算出式は、以下のとおりです。

　臭気指数＝１０×log（希釈倍率）

　例えば、採取した空気を無臭空気で３０倍に薄めたときにおいがしなくなったら

　臭気指数＝１０×log（３０）≈１５　　となります。

　１２６倍に薄めたときに臭いがしなくなったなら

　臭気指数＝１０×log（１２６）≈２１　となります。

なお群馬県では平成23年4月を目途に県内の全市町村・全域を臭気指数規制地域に指定することを目指しており、都市計画区域に対しては臭気指数１５（希釈倍率３０倍）から臭気指数２１（希釈倍率１００倍）程度の規制を、都市計画区域外に対しては住居集合地域または大規模な工場の周辺で１５または２１の規制を市町村と協議して行うとしています。

規制基準を超過したら
工場・事業場などで
(1)規制基準を超過し、
(2)周辺住民の生活環境が損なわれている
ときは、町長は工場などに対し、改善勧告や改善命令を出すことができます。それでも改善されない場合は、告発などの措置をとることとなります。

事業者の皆さまには、臭いが外部に不快感を与えないような配慮をお願いします。

悪臭防止法についてはこちら、群馬県の臭気指数規制についてはこちらをご覧ください。
このページ下部の関連ファイルから、臭気指数15規制地域の一覧をダウンロードできます。

                 悪臭防止法による規制区域
                               （町都市計画区域全域）