更新日:2022年4月15日
はじめに
前回「主体的・対話的で深い学び」を取り入れた授業改善という、新学習指導要領の大きな改訂のポイントをお伝えいたしました。今回は「主体的・対話的で深い学び」に大きく関係する「教育の情報化」についてお伝えいたします。
教育の情報化に関して
「主体的・対話的で深い学び」を取り入れた授業を実践するには、教育の情報化、ICTの活用が大変有効です。例えば、ICTを授業で活用することで「自分の意見を発表する」「他の人と意見を共有する」「考察のための資料を調べる」などを簡単に行うことが可能です。学習指導要領における教育の情報化関係の記載も、現行指導要領に比べ格段に充実します。
学習指導要領に記載されている教育の情報化に関しての主な要点は以下の3点になりますのでご紹介いたします。
1.情報活用能力の育成
情報活用能力を「教科等の枠を超えて、全ての学習の基盤として育まれ活用される資質・能力」と位置づけ、教育課程全体つまり全ての教科等で育んでいく。
2.プログラミング教育の実施
小学校段階から、プログラミング教育を発達の段階に応じて行うことが明記され、各授業の中で実施していく。
3.ICT環境整備
学校において日常的にICTを活用できる環境の必要性を記載し整備を促す。
情報化やグローバル化など急激な社会的変化の中でも、未来の創り手となるために必要な資質・能力を確実に備えることのできる学校教育を実現する、という考えが背景にあります。特に、情報活用能力が「言語能力」や「問題発見・解決能力」等と並び「学習の基盤となる資質・能力」と位置づけられ、教育課程全体で確実に育むこととして示されたことは注目していただきたい点となります。
環境整備を含め、目的が達成できるように準備を進めていきますのでご期待ください。次回は下仁田町としての取組についてお知らせいたします。
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