ご存知ですか？成年後見制度

ご存知ですか？成年後見制度

成年後見制度は、認知症や知的障害、精神障害等により判断能力が不十分な方々の財産管理や身上監護をご本人に代わって法的に権限を与えられた代理人が行います。ご本人が安心して生活を送ることができるように支援をするための制度です。
この制度は「法定後見制度」と「任意後見制度」の２つに分けれます。

法定後見制度とは・・・
「後見」「保佐」「補助」の3つの制度に分かれており、ご本人の判断能力の程度などにより家庭裁判所が決定します。家庭裁判所で選任された後見人が、ご本人の代理となり契約等の法律行為を行ったり、法律行為を行うときに同意を与えたりします。また、ご本人の同意を得ないで行った不利益な法律行為を取り消します。これらの法律行為を行うことにより、ご本人を保護・支援をします。

任意後見制度とは・・・
任意後見制度は本人が契約の締結に必要な判断能力を有している間に、将来自己の判断能力が不十分になったときの後見事務の内容と後見する人（任意後見人といいます）を、自ら事前の契約によって決めておく制度です。